2012年9月29日土曜日

2回目 カタチを描く

教室の様子

作品作りに向けて、最初の一歩ウォーミングップからはじめます。
ウォーミングアップといっても作品化していきます。

教科書(図解力アップドリル)
『線を描く』
*スケッチブック全体を使って大きく手を動かしましょう。

『手首で描くのではなく、肩から手首を固定して体全体をつかって線を描きます。』

*縦横の線を描くときは水平垂直を意識して。
線が重なった部分を線や点で塗って行きましょう。簡単に平面構成の練習になります。
日々描く前の体のウォーミングアップとして活用できます。

円(正円)三角、四角を描きます。
図形を塗りつぶして立体感の描き方の練習。
片側からの光、中央にあたる光など、塗り方で見えてくるカタチが変わります。


『線で面を描く』
線を引くときに途中で途切れないで『一定のストローク』で均一な線で塗って行きましょう。
『円で面を描く』
まわりの輪郭を点で打って、中を点で塗って行く。
『線の密度を変えて面を描く』
線の密度を変えると外形線が同じでも、違った見えが得られる。
『点と線と面で塗り分ける』
外形線を描いて、中を任意で塗り分けてみる。


『ワシリー・カンデンスキー』
バウハウスの教授(平面構成、ファインアート/純粋芸術の教授)
著書『点、線、面』
画面を構成して行くものには、点と線と面がある。
点=面積を持たないが、そこにあるとわかるもの。
線=点が移動したもの。点を打って移動させると線になる。
面=線が移動したもの。線が移動すると面になる。
{点であること、線であること、面であることは密接につながっている。}




本日の本題
『シルエットを描く』


一筆書きで輪郭を描く。

・シルエットを塗りつぶす
・陰だけを塗る
・陰とハイライトを2色で塗り分ける
『面で描かれる立体感』




デッサンをする(モチーフが魅力的に見えるシルエットを見つける)

写し取る(裏に鉛筆塗りつぶしでカーボン紙をつくる)

レイアウト(A3のケント紙にシルエットを"美しく”配置する)

着彩(自ら混色して色彩構成をする)